霊妙な舞台– category –
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『エイスグレード 世界でいちばんクールな私へ』Z世代の思春期は、世界共通の様相を呈する。
この映画との出会いは、「ロッテントマト」である。全米の映画批評サイトであり、評論家の支持率をトマトで、一般人の人気度をポップコーンで表している。すべての映画作品におけるベスト100が掲載されている。その中で、出来るだけ新しい作品、自分の... -
永遠の青春の幻想を、新宿歌舞伎町でしかと見た!
遥「さっきはほんと優しさの塊をありがとうでした!緊張してたから安心できました🫶🏻❤️これこら仲良くしてね😭」私「こちらこそ、明るく優しくお相手してくれてありがとうございます。☺️とても綺麗な方で驚きました。仕事では円安と電気代の値上がりで😵... -
平野啓一郎に会う! ドナルドキーンの思い出!
2022年6月25日(土)、神奈川近代文学館で、作家の平野啓一郎の講演があった。題名は、ドナルドキーンとの思い出というもので、彼が会場に入ってくるなり席につき、話を始めた。安部公房の講演で、何も準備をせずにきて話をするというのがあって、... -
ウクライナよ! 権力ある者同士の意見の齟齬から悲劇が生じる。
ウクライナ侵攻が2月に起きた時、何故、止められなかったのか? という疑問がすぐに湧いてきた。アメリカを初めとした西側諸国が、人工衛星や情報網で、逐一、ロシアの動向を掴んでいながら、ロシアのプーチンに思いとどまらせることぐらい出来たはずだ。... -
ノートルダムの鐘と横浜中華街で思うこと!
神奈川県の横浜中華街の近くにあるKAAT劇場で、劇団四季の『ノートルダムの鐘』を観てきた。背骨が変に曲がって、顔の醜い男カジモトが、外に出ることなく、ノートルダムの鐘撞きだけをして生きてきたけれど、1年に1度の祭りの日、外界で浮かれ騒ぐ人々... -
劇団四季『アナと雪の女王』を観た後は、浅草に散歩をしに行く。
新しい劇場に変わり、設備を良くしたのだろう。アナ雪の魔法が舞台に再現されていてすごいと思った。どういう技術を用いているのだろうというぐらい、舞台と映像をミックスさせてつかっているのだろうけど、どこからが現物で、どこからがCGなのかわからな... -
世の不正を感じている人のための映画『コレクティブ 国家の嘘』
ROTTEN TOMATOESというアメリカ合衆国の映画評論サイトがある。主にアメリカ人が好んで観る内容に偏りはあるものの、高評価にランクされているものは、どれも心に残る名作であると納得できるものばかりだ。トマトのパーセンテージが評論家の評価、ポップコ... -
CODA あいのうた 伝えることの難しさに共感し涙なしでは帰れない!
難聴の両親と兄をもつ家庭で生まれた唯一健聴の彼女が歌の才能に気づき、その道を求めるという物語ということで、テーマからして私には合わないのではと思ったが、観終わってからの率直な感想といては、観て本当に良かったということだ。オスカーというこ... -
横浜散歩! 風が強いね!
インターコンチネンタル横浜のホテル内にある「オーシャンテラス」でビュッフェの朝食をとった。前日、仕事を終えて、桜木町の東横インで宿泊した。朝起きると、雲一つない青空が広がっていて、ホテルまで、海を眺めながら、初冬の新港埠頭をゆっくり歩い... -
12月の新宿を歩く!
会社の政策で、中堅社員には、コーチングのスキルを身につけさせようということで、私も新宿西口で研修を受けることになった。ただ教えるだけのティーチングとは違い、コーチングとは、部下に質問し、より深く考えさせることで、自発性、自立性を促してい... -
新宿! 街歩きで出会う人々!
新宿の夜の街に、路上ライブをしている2組のグループがいた。1組がBANQUET(宴会)という2ボーカル2ラップの男性ボーカルグループである。歌舞伎町という場所柄もあるのだろう。ホストクラブの4人が、ふざけて踊っているように思えた。目の前に並んで... -
横浜で樋口一葉に会ってきた!
樋口一葉に惹かれたのは、『たけくらべ』を読んでからである。天才の作品だと驚嘆した。展示は、父親、母親の写真から始まる。父親は元々士族の出であったが、川上と川下の利権を巡って、警察に訴えるという正義感の強い人だったそうだ。そのことが直接の... -
映画『MINAMATA』は、水俣で生きる人々の闘う美しさを描いている!
水俣病が取り沙汰された1970年の熊本県水俣に、世界的に著名な写真家ユージン・スミスが来て、公害汚染との闘いを描くという内容の物語である。チッソの工場から海への水銀の流出が、20年以上も続いたことで、近隣の住民に深刻な中毒患者が現われた... -
有村架純が幽霊に見えた。新国立劇場で、『友達』を観ていた!
9月8日(水)に安部公房作 演出加藤拓也の『友達』を観てきた。有村架純、伊原六花らのテレビで活躍されている役者が数多く出演している。出演料や新国立劇場をつかうことで、経費を大分さかれているのか、舞台装置は、都市のビルをを思わせる建物の飾り... -
オリンピック開会式は詩であった!
東京オリンピックの開会式は、概ね、海外の記者からは好評だったようだ。国民の大体は不評というところだろう。オリンピックは、多様性を認め、人種差別のない世の中のための平和の祭典といった世にもおめでたい言葉が並ぶ。先日、柔道の銀メダルをとった...