社会の羅針盤– category –
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歌舞伎町で黒人に自分を見た日:40歳からの自己探求と新たな挑戦
40歳になった記念に、シナリオライターを目指すことを決めた私。だが、その決意の背後には、安部公房や三島由紀夫に心酔する理由が潜んでいた。ふと考えた。「なぜ、彼らにこんなにも惹かれるのか?」そして気づいた。彼らの作品を貫くのは「人間とは何か... -
緊急事態宣言の中で考える、宇宙の不思議と私の人生
※この記事は、前の記事を、より読みやすくリライトしたものです。緊急事態宣言とスーパーの仕事東京都では、21日に緊急事態宣言が発令されるとのニュースが飛び込んできました。これでまた、食品スーパーの仕事が一層忙しくなるだろうと感じています。もち... -
【山羊の歌】に魅せられて―中原中也の詩に今の自分を重ねる
『山羊の歌』から抜粋作中原中也汚れつちまった悲しみに今日も小雪の降りかかる汚れつちまった悲しみに今日も風さへ吹きすぎる汚れつちまった悲しみはたとへば狐の皮衣汚れつちまった悲しみは小雪のかかってちぢこまる汚れつちまった悲しみはなにのぞむな... -
40歳から始める人生設計:新たな目標に挑む私の日記
40歳になり、もうすぐ1ヶ月が経とうとしている。今こそ、これまでの人生設計を見直し、新たな目標を掲げるときだ。ここでは私が再設定した目標を共有し、その道のりを記していきたい。➀ スーパーの仕事に全力を注ぐまずは現職であるスーパーでの仕事を着実... -
中東の闘いが映し出す人類の宿命:憎しみの連鎖は断ち切れないのか?
X(旧Twitter)で拡散される動画を、私は遠い日本から目にしている。そこには、イランから発射されたミサイルが、イスラエルの街に降り注ぐ光景が映っていた。その場にいない私でも、リアルタイムで目撃できるという、現代の科学技術の進歩に驚かされる一... -
結婚を諦めると見える40代の現実と、人間について知りたいという欲求
40歳を迎え、結婚を諦めると、ふと自分の生きる意味がわからなくなることがあります。「本当に価値があるものは何か?」と自問しても、あまり人が好きではない私にとっては、他人に対する関心は薄く、自分以外のことはどうでもいいという感情が湧きます。... -
止まらない時間の中で──40歳独身貴族が見つめる「過ぎ去るもの」とは
太宰治の『人間失格』にこんな言葉がありました。「ただ、一さいは過ぎて行きます。自分がいままで阿鼻叫喚で生きて来た所謂『人間』の世界に於いて、たった一つ、真理らしく思われたのは、それだけでした。ただ、一さいは過ぎて行きます。」すべては過ぎ... -
結婚からの解放と新たな自己発見
結婚を諦めたことで自由を手に入れた気がする。あの三島由紀夫の『絹と明察』を読みながら、ふとハイデガーの「脱自」に近い境地を感じた。まもなく40歳、これからの20年をどう過ごすかを考え始めた。自分はダイヤの原石じゃないけど、それでも日々の一瞬... -
人生を「レアキャラ化」する方法:藤原和博氏の講演から得たインスピレーションと私の新たな挑戦
:plan先日、藤原和博氏の講演会に参加し、「これからの社会で生き残るための力」について深く考えさせられました。藤原氏の話を聞く中で、私は自分の人生と仕事の在り方を見直し、新しい価値を生み出すための方向性を模索し始めました。彼の講演で最も印象... -
昇格試験を目前にした決断:婚活の一時休止と内に秘めた野心
この時期、私は昇格試験の面接を控えています。正直、昇格にこだわりがあるわけではありません。しかし、独身で子供もいない私にとって、仕事における地位の向上は一つの野心でもあります。特に、転職後に苦しめられた上司と同じ等級に並びたいという思い... -
愛する祖母との最期の時間
昨日、2024年9月8日(日)午後2時35分、祖母が103歳で亡くなりました。老衰だそうです。今年の6月にお会いしたときは、両親や私のことをなかなか思い出してくれなかったのですが、最後には、「いい人、見つかったの?」と微笑みながら尋ねてくれました。そ... -
AI革命がスーパー業界にもたらす未来
AI革命がスーパー業界にもたらす未来AIの登場で、私たちの仕事の仕方が劇的に変わろうとしています。特にスーパー業界では、その影響がますます大きくなることが予想されます。私は20年近く、スーパーの鮮魚部門で働いてきましたが、現場における知的労働... -
一蘭の成功の秘密を探る: 新宿の店舗を訪れて
新宿にある有名なラーメン店「一蘭」に行ってきました。多くの方が一度は耳にしたことがあるであろう一蘭ですが、その成功の背後には独特の経営戦略があり、他のラーメン店とは一味違うスタイルが貫かれています。今回の訪問では、その一つひとつのこだわ... -
高校野球の輝きとその後の現実:華やかな舞台の裏にある厳しい選択(甲子園決勝を観て)
私は、高校時代の3年間、私立高校で野球に打ち込んでいました。しかし、それ以来、マスコミが放映する高校野球には、どうしても馴染めなくなりました。教員を経験した人が、教員を題材にしたドラマや映画を避けるのと同じ感覚かもしれません。しかし、時が... -
独身でも…薄毛治療を続けるべきか? 高校野球部の友人からの誘いと共に
最近、薄毛治療をサボってしまっている自分に気づきました。数ヶ月間、リアップのジェネリックを使わなくなり、ミノキシジルやプロペシアも購入したものの、飲むべきか迷い続けています。独身で、女性の目を気にする必要があるのかという葛藤が常に頭をよ...