
新宿バルボラに再訪した。ここは単なる遊び場ではなく、私にとって“フィードバック装置”のような場所になっている。自分を解体し、不安をエネルギーに変え、成長するための装置。そして、男としての本能を呼び覚まし、テストステロンを維持するための装置でもある。
そんな私が、またしても特別な出会いを果たした。
■ 惚れた!南条えまの魅力とは?
その女性の名は、南条えま。新人とのことだったが、実際には錦糸町のファッションヘルスで働いていた経歴があり、細かいオプションの煩わしさを嫌い、ソープへと転向したという。さっぱりとした性格、余計なことを考えずに楽しむ姿勢――間違いなく“当たり”の女性だった。
予約画面を見ても、彼女のスケジュールは鈴マークで埋め尽くされている。今の時代、ネット社会になり、客の目は肥えている。適当に稼げる時代は終わった。本当にいいキャストでなければ、リピーターはつかないし、予約も埋まらない。
■ “フリー客激減”のソープ事情とタイパ・コスパ志向の時代
かつてのように「とりあえずフリーで入って楽しもう」という客は、今やほとんどいない。景気が良かった時代と違い、今はお金を使うにも慎重になる。特に日本の経済が停滞し、タイパ(タイムパフォーマンス)やコスパ(コストパフォーマンス)を重視する客が増えた。
ソープの待合室にいても、フリーで入る客がほとんどいないのが現実だ。人気のキャストは、すべて予約で埋まる。この流れは、おそらく今後も加速していくだろう。
一方で、近くの大久保公園では“立ちんぼ”が増えているという話をよく耳にする。規制の強化、ネット社会の影響、そしてソープの価格高騰――それらが影響し、新たな流れを生み出しているのかもしれない。
■ 彼女の背景と“福島の悲劇”
南条えまの故郷は福島県。内陸部の出身だが、震災以降、地域経済は大きな打撃を受けた。故郷を出ざるを得なかった事情が見え隠れする。彼女の笑顔の裏には、そんな悲劇があるのかもしれない。
しかし、そんなことを考えながらも、私は彼女の魅力に抗えなかった。久々に「いい気持ちになれた」と実感する時間だった。
■ キャストと“犬”の関係
「犬を飼っている」と彼女は言う。ソープに通っていると、犬を飼っている女性が多いことに気づく。
“外に打ち明けられないストレス”を抱える女性にとって、無条件で愛してくれる犬の存在は、かけがえのないものなのかもしれない。客との関係ではすべてをさらけ出せない。でも、ワンちゃんには、素の自分を見せられるのだろう。
■ 再会はない?別れ際の切なさ
「また会おう」と彼女は言った。しかし、私は知っている。二度目に会うと、彼女の“人格”が見えてしまい、素直に楽しめなくなることを。
だから、店を出るとき、私は静かにお辞儀をし、ありがとうの気持ちを込めて、さようならをした。
■ まとめ:変わりゆくソープ業界と、男の選択
- 今のソープは、本当にいいキャストでないと生き残れない時代
- フリー客は激減し、予約が取れない人気嬢が明暗を分ける
- 日本の経済停滞が、タイパ・コスパ志向の遊び方を加速
- キャストの多くが“犬”を飼い、心の拠り所にしている
- 再訪をためらう理由は、「心を知ってしまうから」
あなたなら、どう選択するだろうか?
次回、また新たな発見を求めて、新宿の夜へと足を運ぶことになるかもしれない――。
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