今日、秋葉原に行ってきた。
会社で責任者になるというから、販売計画もしていくようになれば、パソコンで管理すべきデータも多くなる。そのため、持ち運びが出来るモバイバルノートパソコンを買うようにしようと思う。
理想は、どこでもパソコンを用いて、考えて行動できるようにしていくこと。そのため、週間アスキーで調べると、NECのLAVIE NEXTREME Carbon XC750がカラー写真で掲載されていて、重量が890gしかない。駅前のヨドバシカメラで持ってみて、こんなに軽いのかと驚かされた。モバイバルパソコンのスペースが多いのは、秋葉原といえど、パソコン売場にくるのは、ゲームに使用できるもの、ビジネスに使用できるものがメインになるからだろう。
値段が24万円というのも、それだけの利用価値があるのかと、金銭感覚が麻痺しているようで、怖くなってしまう。41歳で独身だと、このまま死んでいいのか? という思いが日増しに強くなる。今ある貯金を将来のために残しておくより、自己啓発のためにつかっていきたい。
念願のデジタル生活のために、パソコン、印刷機、スキャナーを買うことに決めた。これからは、デジタル管理をしていくことで、必要な情報をすぐ取り出せるようにしていかなければ……。
秋葉原は、電気街から大きくなってきたというのであって、昔ながらの商店街の電気屋さんのようなこじんまりとしたお店もあり、5階建てのソフマップが2軒もある。中古専門、ゲーム専門とそれぞれが特色を出して競合しているなぁと感動した。
ゲーム専門店の地下で、昼間から若い女性が、ゲームの試用画面を食い入るようにみつめていた。2つ隣のゲーム機には、痩せて眼鏡をかけた男性が、ゲームの機能を一つ一つ確かめているようで、その手際の良さに目を奪われた。私は長くスーパーマーケットの世界にいて、暗闇に画面が青白く光っている中で、静かな炎のようにそれぞれの目が燃えている世界を忘れていた。
私はゲームが好きであったが、ハマってしまう、それには毒があると感じてするのをやめたのだ。
帰りには、水道橋駅で降りて、三島由紀夫がボディビルのトレーニングの後で立ち寄っていたお店、『かつ吉』のステーキを食べた。三島は、ステーキに包丁を入れて、好みの柔らかさでないために、席を立って帰ったという話があるという。彼は、この店にそれほど期待していたのかもしれない。
店内は伊万里の小皿は数えられないほどあって、すべて木製のテーブルで、店員を呼ぶのも、鐘の鈴を紐を揺らして鳴らすというもので、まさに和の世界であった。あの地下のゲームの世界から、またこういう和の雰囲気で、カツやステーキを出すお店があり、連日、満員というそうだ。各テーブルには、予約席という札が多く置いてあった。
200g3000円のステーキは薄くて、肉に味がしっかり染みたジューシーで、美味しかった。ご飯に青紫蘇が混ぜられていて、それが実に肉料理と合っていて美味い。
ご飯、味噌汁、サラダがお替わり自由で、この味、この独特の雰囲気なら、コスパはいいだろう。職場の人間関係でトラブルを抱えていて、その怒りの感情にとらわれていたのだが、ここに来て、幸せな気持ちになり、謝罪の気持ちが刹那湧いてくるのである。心とは不思議なものだ。
三島由紀夫が当時通っていた頃の『かつ吉』が以下の写真である。
今の『かつ吉』は↓
近くに柔道着の専門店があった↓
コメント
コメント一覧 (2件)
はじめまして
秋葉原の写真が良くて、わたくしのブログにリンクしても良いですか?
ダメな時は消しますのでよろしくお願いします
どうぞ、ご自由におつかいください。
シェアしていただき嬉しいです☺️