Kさんと初ディズニーは叶うのか?

↑前回と前々回の記事

令和2年7月2日(木)、婚活を始めてから、3回も会うのは今回が初めてだ。田中みなみにも似ている彼女の容姿は出色で、良く私なんぞに会ってくれるものだと不思議に思っている。本人は、あまり真面目に思われないから、メール等でやりとりした上で誠実そうな男性と交際したいという思惑があるそうだ。憧れの先輩が結婚相手に出会ったのもYOUBRIDEであったそうだから、私の彼女Kさんが結婚すれば、愛のキューピッドはその先輩ということになる。

自由が丘の食べログランキングで選ぶと、和食1位の店が「星花」と出た。韓国料理が「まんぷく」であった。Kさんは、「星花」がいいというから、そこのコースを予約した。

1時間早くついて、店まで歩いてみた。

オシャレでモダンな街、経済に恵まれた街といった印象を受ける。

f:id:nyoraikun:20200706144607j:plainf:id:nyoraikun:20200706144623j:plainf:id:nyoraikun:20200706144627j:plainf:id:nyoraikun:20200706144634j:plainf:id:nyoraikun:20200706144640j:plainf:id:nyoraikun:20200706144646j:plainf:id:nyoraikun:20200706144652j:plainf:id:nyoraikun:20200706144659j:plainf:id:nyoraikun:20200706144702j:plainf:id:nyoraikun:20200706144707j:plain

王貞治のCM「モボナはお菓子のホームラン王」で有名になった本店↑

モンブランを日本で初めて販売した店が自由が丘にあるとは知らなかった。結構歩くもので、汗がじっとりかいた。

当日、自由が丘駅改札口出てすぐの「donish bar」の前で立って待っていた。

メールの返事がないから、すっぽかされるのではないかと不安がよぎる。よく考えれば、メールアドレスだけの繋がりしかない関係なのだ。

時間通りに、Kさんは私の横から現れた。

絶対donish barのところに立っていると思ったよと笑っていた。タクシーで行く? と聞くと、歩こうよと明るく首で合図をする。

蚊が出てきて、刺されるとアレルギーなのか腫れあがるんだと足を気にしている。絆創膏を貼っている。

「星花」の個室に通される。部屋に入るところで、彼女の目が険しく不安に満ちるのは、何か嫌な経験があるのだろうか?

「このたび、お会いして頂いてありがとうございます。もう会えないのかなと不安でしたが、会えて嬉しいです」と素直に率直に自分の気持ちを打ち明けた。ディズニーが営業を再開したという話題になり、私は一度も行ったことがないので、一緒に行きませんか? と聞くと、いいですよということだ。ランドとシーはどっちがいいかというから、最初はランドからが無難かなとはっきりしない答え方をした。

f:id:nyoraikun:20200706155139p:plain

1番高いコース(おまかせ8000円コース)を予約していた。割りばしが3膳おいてあるから、2人ですけどと話すと、若い男性が頭を下げて、2階に上がっていった。きっと、料理人や店主に愚痴を言われたのだろう。戻ってきた時は、変にオドオドしていた。

「手に職のある世界は、これだからね。Kさんは大変だと思うよ。競争が厳しいから」

Kさんは、怪訝な顔をして頷く。

上記のコース料理が出てきた。季節野菜のわっぱ蒸しの食材、にんじん、ごぼう、なす等が、ふんわりととれたての風味そのままに口の中でとけるようだ。刺身4点盛の中で食べられないものがあったら、あげるねということだった。あじ、いわし、サバ等の青魚はよっぽど鮮度が良くないと食べられないそうだ。そういうアレルギーなものが結構彼女にはある。図太いといった感じではなく、繊細である。ヘアメイクの仕事自体は、繊細でなければ務まらないだろう。

しまあじ、まぐろ、金目鯛の湯引き、真鯛であった。しまあじを食べるのを躊躇していたが、食べると、全然食感が違うと頷いている。

鮎の塩焼きと沢ガニの唐揚げでは、沢ガニが食べられることを驚いていた。故郷の海岸には、沢山、沢ガニが歩いていたそうだ。鮎を串刺しにして食べたことある? 美味しいよねと笑顔である。喜んでいるようだ。キンキの揚げ出しは、骨ばかりであったが、煎餅のような要領で齧って、出汁をすすると、身体に美味しさが沁みてくるようである。

最後の食事は、3つから選べるということで、Kさんどれがいいと聞くと、すぐ彼女の判断で、カニイクラ土鍋御飯に決まった。遠慮しないところがとてもいい。

お酒を2杯呑んだだけなのに、酔いが回ってきて、こんな楽しい気持ちは久しぶりである。

「自分はお付き合いしたい気持ちでおります」

 といつも通り、気持ちを言葉にすると、怒ったように、それ告白なの? と目がマジになった。

「僕は、今まで一度も告白したことがないんです」

「えっ、前、一度あったと言ったじゃん」

「あれも、ままごとのようなものだった。中学生の恋愛みたいで、Hもないしね。本気の付き合いといった感じじゃないから」

「今、盛ったね」

 と笑顔になってくれた。

 硬派で、不器用で、一途で、優しい男性を探しているそうだ。

「まだ、少しわからないことがあるから、付き合う中で決めるようにしよう」

帰りはタクシーを呼んだ。

「暗い中で、蚊にさされたら大変でしょ」

改札に入り、別れる際、明るく笑って、じゃあねと手を振ってくれた。また、会えるだろうか?

「今日は、お会いできて嬉しかったです!

和食のイメージが少し違うようでしたが、お口に合いましたでしょうか? もう少し配慮するべきだと反省しています🙇‍♂️

1番に考えていることは何か? という質問に、美ではないかと自分をかんがみて考えました。いついかなる時も、美を探し求めていたと思います。苦労を知らないと言われればそれまでですが……🙇‍♂️

 ボクシングに興味が無くても、かませ犬として呼ばれた戸高秀樹が、下馬評をくつがえし、世界チャンピョンになった試合をみて、美しいと思いました。それから防衛失敗で引退するまでの試合をすべて観ました。倒れても立ち上がる姿に感動したことが忘れられず、今日、ジムを見かけて、会いたくなり、顔を出したのです。

 ただ立ち寄ったということを聞くと、「えっ🤯ボクシングが好きだったの??」と意味不明な人物にとられますよね。

 Kさんの容姿はオーラのある美しさで、どんなことをしていても、ドラマになるから羨ましいです。軽みの中に筋の通った真面目さがあって素敵だと思います。

またお会いして、今後、マンマミーアやディズニーに行きたいです!

今日はお疲れのところ、ありがとうございました!」

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

大日如来参上のブログへようこそ。ここでは、性の本質、結縁の道、聖地巡礼、社会の問題、舞台や映画のレビュー、そして智慧の書など、多様なテーマを通じて、内なる美と智慧を探求します。
私は、衆生の心の美を見つめ、その内なる光を見出す手助けをしています。
このブログの目的は、読者の皆様が日常生活の中で智慧と平和を見つけ、心と体を鍛え、人生の本質に近づくための情報とインスピレーションを提供することです。
大日如来の教えを通じて、皆様の人生がより豊かで意味深いものとなりますように。

コメント

コメントする

目次