骨折後、固定が外れた。カラスも絵描きも露天商も時、場所は違えど生きているなぁ。

6月27日(日)の18時に、左肘を骨折したが、本日、固定が外れた。案の定、腕の曲げ伸ばしができない。すぐに職場復帰を求められているが不安極まりない。会社のサポートセンターの担当者からは、来月から働くような話だったから、福利厚生のしっかりした会社だと感心していた。しかし、昨日、直属の上司から電話がかかってきて、店の方は何も聞いていないらしい。すぐに出てきてもらわないと困るということで、それも強い調子であった。やはり営利団体であるから、怪我したから、長期休暇ができるというものではないらしい。

病院で診察後、一度も洗っていなかった左腕を洗うため、多摩センター駅近くにある極楽湯に行った。

垢がこするほどに出てきて気持ち良かった。固定をしている間は、読書と映画三昧であった。肘のリハビリもあるから、動くことをこれから1ヶ月は考えて行動しようと思う。

骨折の瞬間の情景は、きっと一生忘れないだろう。脚をひっかけて転んだ刹那、地面が壁となって凄い勢いで叩きつけてくるようであった。私はとっさに利き腕で防ごうと手を前に出したのだ。それは、いい受け身だったと思いたい。頭から落ちたら、今頃、車椅子生活だったかもしれぬ。

骨折する前の週末に、新宿駅紀伊国屋書店で、新宿駅の昔と今の写真展をしていた。石の家の前の露天商に時代を感じる。ほのぼのとして懐かしい。↓

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不夜城が自然の蔦で覆われている。甲子園も自然の蔦で覆われていたが、壁面を改装して、再度、植樹しているようだ。配電盤等の電気と接触して火事になる怖れがあるため、管理が意外と難しいそうだ。何故、この蔦で覆われた建造物にしようとするのか、暑寒対策になるというが、本当のところ、オシャレの問題なのか? 桜の花が咲いた後には、毛虫が這うと想像してしまう私には、わからない問題である↓

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京王堀之内駅にある花屋である。しゃがんで花を活けている女性は、オシャレで綺麗である。私は写真を撮った。すると、近くに駐車している男性が、私に怪訝な顔を向ける。しばらくして、女性は、その車に乗り込んだ。彼氏か旦那さんだったのだろう。自分の女を守るために、強くなくてはならないとは、わかるのであるが、何か虚しいのだ。だから、結婚できないのかな。↓

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絵を描いている男性の姿と風景そのものが美術であるなぁ。↓

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池水が煉瓦造りの公園に流れ込む水際や、歩道と芝生の間等、餌である昆虫がいる場所を良く知っている。一羽が餌をくわえると飛び上がり、コンクリートの歩道にきて吐き出す。他の3羽のカラスもそれに従い、その虫を眺めては、奪いとろうとすることもせず、また、もとの場所に戻るのである。生きるための地道な努力を垣間見る。↓

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