ウクライナよ! 権力ある者同士の意見の齟齬から悲劇が生じる。

ウクライナ侵攻が2月に起きた時、何故、止められなかったのか? という疑問がすぐに湧いてきた。アメリカを初めとした西側諸国が、人工衛星や情報網で、逐一、ロシアの動向を掴んでいながら、ロシアのプーチンに思いとどまらせることぐらい出来たはずだ。

その疑問について、下記の記事が正確に述べていると思えた。↓

https://news.yahoo.co.jp/articles/ced36f3a776c45a3d894f6ac849ce81b1f858c4c?page=2
超大国の思惑があるのは間違いない。当初は停戦交渉に前向きだったウクライナのゼレンスキー大統領も、キーウ近郊の虐殺があって、侵略前の状況になるまで戦うと決意したようだ。それには、西側諸国から提供された武器の威力を実感しているから言えることだろう。しかし、米国は、ここに来て、ロシアに攻撃できるだけの長距離ミサイル兵器は供与しないということにした。そして、武器の提供を遅らせることで、戦争の期間を伸ばそうとしている意図を感じるのだ。

バイデンの表情は、苦渋や義憤に駆られた表情の裏に、薄笑いが湧いてくるような気味悪さがある。プーチンには、余命を悟った上で、自身の権力を最大限利用して、培ってきた大ロシア帝国のロマンを実現しようと、成るようになれという感じに見える。まるで、死と生の中間にいる死神のように、シュミレーションゲームを安全で孤独な地下室で行っている感覚と言えるだろうか?

「自分がいないなら、世界など残して何になろう。自身の身の破滅と世界の崩壊がイコールの関係でいいじゃないか」という心のささやきが聞こえてくるようだ。

そうしている間も、戦争が長引き、民間人の犠牲は青天井に増えていく。より権力のある者同士の意見がまとまらないしわ寄せが、下部組織に悲劇として現れるというのは、一つの会社においてもあることだ。

我々は、私は、何をすればいいのだろう? イエロー・モンキーのJAMをまた聞いてみよう。

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