ここ数ヶ月、ストイックに勉強ばかりしていた結果、体がうずいてきました。危機感が生じると、子孫を残そうとする本能が作動し、女性の身体が怪しげに興奮をともなって脳裏に浮かんできます。この度も、特急新宿行きの電車に乗って、新人の女性に会うために向かいました。
彼女は、本田真凛に似ているという触れ込みでしたが、実際にはあまり似ていませんでした。小中高と体操が好きで、両親の影響で頑張っていましたが、平行棒から落ちた際に片足を捻挫し、いまだに動かすと痛みがあるそうです。顔は、体操をしていそうな精悍な印象で、女性に囲まれて育った感じが伝わってきました。特別にエロい雰囲気はなく、他の多くの女性と同様に、お金目当てで風俗の仕事をしているように思われました。
彼女は群馬県から出てきており、そこでキャバクラのバイトをしていましたが、すぐに辞めて新宿のソープランドで働くことになりました。地元の仲間はほとんどが事務や調理などの堅気の仕事をしているため、裏稼業での悩みを打ち明けられる人がいないため、孤独感に襲われることがあると言っていました。彼女自身、病院内で調理の仕事をしていましたが、お局さんが多くていじめがひどく、すぐに辞めてしまったそうです。
顔を合わせると、恥ずかしいと顔を両手で覆う仕草を見せ、この業界にくる人は純粋な人が多いと感じました。純粋という言葉には語弊があるかもしれませんが、腹黒くないのです。彼女は母親と一緒にディズニーランドに遊びに行ってきたばかりで、親とも兄弟とも友達とも関係は悪くないようです。しかし、社会人として職場に適応する上で、弱さを抱えているタイプなのかもしれません。ちょっとした嫌がらせで傷ついたり、注意や指摘を受けると全人格を否定されたように感じ、落ち込むことがあるように思います。
NHKの『映像の世紀バタフライエフェクト』では、アメリカのマザーロードと言われたルート66を特集していました。スタインベックの『怒りの葡萄』に描かれた、貧しさからの脱却を目指して西に向かい、新地開拓の希望を抱いたアメリカのフロンティアスピリットがルート66にはありました。アメリカ大陸の真ん中を横断するこの道に、その魂が宿っているのです。
ルート66のエピソード
ドロシー・トンプソンの旅
ルート66の初期には、多くの人々が新たな希望を求めて西へと移動しました。ジャーナリストのドロシー・トンプソンは、そのうちの一人でした。彼女は自らの体験を基にして、ルート66を「母なる道」と呼び、その重要性を強調しました。彼女の旅は、多くのアメリカ人にとってのシンボルとなり、彼女が書いた記事はルート66の名声を高めました。
サンセットモーテルの物語
ルート66沿いには多くの歴史的なモーテルがありますが、サンセットモーテルもその一つです。1950年代に建てられたこのモーテルは、多くの旅行者の休息場所として愛されました。ある日、モーテルのオーナーは車の故障で立ち往生していた若いカップルを助け、その後、彼らは毎年結婚記念日にモーテルを訪れるようになりました。このエピソードは、ルート66が単なる道ではなく、人々の心に深く根付いた場所であることを示しています。
私のように50分3万円で21歳の女性を抱いているのは、恵まれた立場かもしれませんが、貧しさからルート66に希望を見出した彼らの映像や描写には、私の心の奥底から奮い起こされる何かがあります。それは、私の祖父母もハワイに開拓民として渡った遺伝子が、うずいている表れかもしれません。
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