婚活のリアルなやり取り: 太宰治と三島由紀夫を語る

こんばんは!

ご連絡ありがとうございます。30日(木)でお願いします。お忙しいと思われますが、お食事はいかがでしょうか?当日の駅を教えていただけると嬉しいです。

さて、少し長くなりますが、横浜のSALONE2007を出てから考えていたことをお話させてください。

蒸し返して申し訳ないのですが、前の方のお話を聞いてすぐに太宰治が頭に浮かびました。

太宰の作品には、人間の弱さを描いた話が多くあります。例えば、友人たちを誘って静岡の温泉旅館に行くものの、金額を盛って話していたために、皆が遠慮なく飲み食いしてしまい、足りなくなって窮地に陥る話や、断れない性分から学費を夜遊びで散財し、実家に催促する話。また、大学にはほとんど出席していないのに、実家や近しい人たちには卒業できる風を装って安心させる話などです。太宰自身も破滅的な人生を送り、親族や身内の犠牲の上に成り立つ文学でした。その中には心に沁みる金言や優しさがあり、それに支えられた時期もあります。しかし、私は彼のようには絶対になりたくないと考えるようになりました。

興味深い記事を見つけました。太宰が『人間失格』で全てを告白して死んだとされているのに対し、果たして告白は可能なのか? と疑問を投げかけ、アンチ太宰として書き上げたのが、三島由紀夫のデビュー作『仮面の告白』です。三島の作品の主人公たちは、寺の徒弟、海難事故で子供を亡くした奥さん、都知事選に出馬した夫婦、船乗りの若い男、婚約者のいる大学生など多岐にわたりますが、それぞれが意思によってやり遂げようとする姿が刹那的な美(詩)を現わしています。三島が太宰の文学を嫌う強い気持ちは私の気持ちそのものであり、美帆さんの価値観や考え方にも通じるものがあるのではないでしょうか。

また、最近美しいことがあったかと問われて、横浜「港の見える丘公園」からのプロポーズの言葉を思い出しました。その船乗りの言葉がとても印象的だったので、ここに添付しておきます。

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このように手紙のやり取りをそのままブログに載せることで、読者の皆さんにリアルな婚活の体験をお届けしています。いかがでしょうか?

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この記事を書いた人

大日如来参上のブログへようこそ。ここでは、性の本質、結縁の道、聖地巡礼、社会の問題、舞台や映画のレビュー、そして智慧の書など、多様なテーマを通じて、内なる美と智慧を探求します。
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