忘れた頃にやってきた連絡…精子提供のリアルな現場とは?

4年ぶりにtobebeの精子提供サイトから連絡がきた。まるで、忘れた頃にやってくる不意打ちのように、精子提供の現実が再び目の前に現れた。

ナオコ(仮名)

2024/9/24 19:24

「はじめまして。ナオコと申します。独身で自分の子供が欲しくて興味を持ち、初めてご連絡いたしました。都内近郊で0型の健康的なドナーの方を探しております…(以下省略)」

初めて見るメッセージに驚きつつも、「精子提供って、本当に現実的にこんな感じで始まるのか?」と考えさせられた。特に「受け渡し方法」や「顔写真の提供」などの質問がズバリ突きつけられると、どこか生々しさと、これまで経験したことのない緊張感が漂う。

正直、これが実際のやり取りの一部とは思えず、「もしかして、これってAIが作ったメッセージなのか?」と疑念も抱いた。言葉遣いは丁寧でありつつも、どこか無機質な感じがして、かえって信頼していいのか不安が募る。

nyoraikun

2024/9/25 5:50

「ナオコ様

ご連絡いただきありがとうございます。お子様を望まれる気持ちに応えられるよう、誠実に対応させていただきます。…(以下省略)」

こちらからも誠意をもって返信したが、こうしたやり取りがスムーズすぎて、どこか現実味が薄れていく感覚があった。会う場所や受け渡し方法について具体的に話が進むと、「本当に大丈夫なのか?」と一抹の不安がよぎる。

祖母が生前、よく「孫が欲しい」と言っていた。亡くなった祖母の言葉がコウノトリになって、私にこのメールを送ってきたのだろうか?日常ではなかなか考えないようなことが次々に頭をよぎる。普段なら写真を送るなんて考えられないが、この度は試してみようという気持ちになった。

ナオコ

2024/9/26 2:35

「nyoraikun様、お返事をありがとうございます。ご丁寧にご回答助かります。確認させていただきました…(以下省略)」

メールのやり取りはまだ続く。しかし、現実と虚構の狭間で揺れるこのやり取りに、自分はどう答えを出すべきなのか。心の中に不安と好奇心がせめぎ合う。精子提供にまつわる現実と、そこに潜むリスク、そして自分のこれからの選択を考えさせられる出来事だ。

結局のところ、私たちはどこまで踏み込んでいいのか、何が正しいのか、常に手探りで進むしかないのかもしれない。あなたなら、どうする?

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この記事を書いた人

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